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スイスの花ではありませんが黄花のカタクリ。
ピンクの花も綺麗ですが、黄色も素敵です。

湿り気のある草原や川沿いの林床などに生育する。光沢のある3~4cmの黄色い花を次々と咲かせる。キンポウゲ科の花で、和名ではヒメリュウキンカと呼ばれる。原産はヨーロッパやロシアなど。葉は暗緑色のハート形。学名はラヌンクルス・フィカリア Ranunculus ficaria

湿った岩の裂け目や草原、小川のほとりや土手の斜面などに生育する。花の形状は普通のサクラソウとほぼ同じで茎頂に散形花序で咲かせる。花の色は黄色。葉に特徴があり、大きな倒卵形をして全縁、肉厚である。学名はプリムラ・アウリクラ Primula auricula

春まだ浅き頃、残雪の後退とともに美しい黄色い花を単花で咲かせる。花冠は細い糸状の舌状花。日当たりのよい道端や山の斜面などに生育する。葉はフキに似て心形で鋸歯がつく。和名のフキタンポポと同じ。学名はトゥスシラゴ・ファルファラ Tussilago farfara

肥沃な牧草地やヤブ、道端などに多く生育する。花は葉柄の基部に輪生し、花冠は唇形で上唇はかぶと形、下唇は3裂する。茎の葉は幅の広い卵形で対生し、粗い鋸歯が見られる。日本のオドリコソウの仲間。学名はラミウム・ガレオブドロン Lamium galeobdolon

日当たりのよい乾燥した草地などに生育する。花冠は扁平で花弁はのっぺりとして重なり合いほとんど隙間がない。葉は披針形で茎の下部では対生し、上部では互生する。和名のハンニチバナの通り半日で散る。学名はへリアンテムム・ヌムラリウム Helianthemum nummularium

日当たりの良い岩場や、小石混じりの草地、湿った河原などによく生育する。花冠は非常に小さく、花弁は5枚、色は黄色で総状花序で咲かせる。葉は小さく、細い披針形で多肉質。亜種が多く、時に橙色のものも見られる。学名はサクシフラガ・アイゾイデス Saxifraga aizoides

日当たりが良く肥沃な草原や牧草地、雑木林の縁などに生育する。花冠は花弁が6枚で星形となり、上向きに咲かせる。葉は細長い線形で、やや厚みがある。早春から初夏に多く見られる。キバナノアマナの仲間。学名はガゲア・フィストゥロサ Gagea fistulosa

日当たりが良く肥沃な高山の岩場やガレ場、草地などに生育する。花冠は大輪で色は黄色。根出葉は卵形または心形で鋸歯がつき束生する。岩陰などでしばしば大きな群落をつくる。ウサギギクの仲間。学名はドロニクム・グランディフロルム Doronicum grandiflorum

花を観賞する際のご注意 2019-1-12

スイスやチロルにはたくさんの美しい高山植物が生育しています。中にはLeontopodium alpinum(エーデルワイス)や、Cypripedium calceolus(アツモリソウの仲間)など、特別保護指定されている植物もたくさんあります。
盗掘はもちろんのこと、ハイキングや写真撮影するときなどに草花を踏みつけたりしないよう、十分気を付けてご観賞ください。
また、ネット上や書籍などで花の生育場所等を詳述してはいけないことになっていますので、このサイトでは生育場所に関する詳細データは敢えて記述していませんので、ご了承ください。