Tirol Brarilogue/Stadt

チロルの町をぶらり旅

/ INNSBRUCK, AT

インスブルックにあるベルクイーゼルスキージャンプ台

インスブルックⅥ * ベルクイーゼルシャンツェ

写真は世界的に有名な建築家ザハ・ハディッド氏の設計で、2001年~2003年にインスブルックに建設されたベルクイーゼルのスキージャンプ競技場です。
ザハ・ハディッド氏といえば、まだ記憶も新しい2020東京オリンピック国立競技場の建設でも話題になった建築家です。
このジャンプ台の前身は、1964年と1976年の2回開催されたインスブルック冬季オリンピックに使用されましたが、2001年~2003年にかけて大規模改修され、新しく生まれ変わりました。
その後、2005年冬季ユニバーシアード大会のスキージャンプ会場となり、2012年のインスブルックユースオリンピックでは開会式場として使用されました。
ジャンプ台はインスブルック中央駅からシュトゥーバイタールの方へ向かってすぐのところにあります。


上の写真はオーストリアではなく、日本の長野県白馬村にあるスキージャンプ競技場です。
向かって左側がノーマルヒル、右側がラージヒルと2本のジャンプ台が並び、有料のリフトで地上約140mの高さにあるスタート地点まで登ることができます。
ご承知のように1998年に開催された長野オリンピックのジャンプとノルディック複合ジャンプの競技会場として利用されました。
日本のジャンプチームが金メダルに輝いた、あの感動的なシーンはいつまでも語り継がれていくことでしょう。
このジャンプ台は冬季だけでなく夏期も利用されていて、最近では(2019年8月23日~24日)行われたFISサマーグランプリジャンプ白馬大会では小林陵侑選手が素晴らしいジャンプで優勝しました。
また、すぐ手前にある広場(駐車場)では、4月末から11月初めまでの日曜・祭日(夏休み期間は毎日)には、係留されていますが観光客向けの熱気球のお楽しみアドベンチャー(有料)が開催されています。
注:上の画像は2枚の写真を合成してアニメーションにしたもので、実際のものとは相違しています。