スイスの秘境を訪ねる旅

[はじまりは、いつも、ロカルノ・・・]
 ロカルノは、スイスの南部ティチーノ州:マジョーレ湖畔に位置し、標高はスイスでも一番低い、海抜200m弱です。スイスで一番高い山がドム山(4545m)ですから、その高低差には驚かされます。
また、すぐお隣りのルガノ湖畔には、スイスでも指折りの商業都市であるルガノがあり、イタリアからの影響を強くうけ、明るく、おしゃれなミラノファッションで、町中は満ち溢れています。
一方、ロカルノには、毎年、世界映画祭が開催されることで有名なグランデ広場やマドンナ・デル・サッソ教会、ヴィスコンティ城など、いろいろな見所があります。そして、近くには美しい湖畔の町アスコナがあり、その背後の丘にはヘルマン・ヘッセを始めとして、心理学者のカール・ユングなど、”自然への復帰”を目的とした菜食主義者たちのコロニー「モンテ・ヴェリタ(真理の丘)」があります。
さらに、スイス生まれの著名な建築家マリオ・ボッタ設計のケーブルでカルダーダ展望台からチメッタへ上ったり、チェントヴァリー鉄道に乗って沿線の小さな村を訪ねる楽しみもあります。さて、件のヴェルザスカの谷に入っていくには、このロカルノ駅前にあるバスロータリーから路線バスに乗って行きます。写真は、今は博物館になっているヴィスコンティ城です。

新着情報 2013-1-4
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