スイスの秘境を訪ねる旅

[ソノーニョからフラスコの村へ・・・]
 小説「黒い兄弟」の詳細については、別途、テツナーの本をお読みいただくことにして、少しソノーニョ村について、ご案内します。
ソノーニョは小さな村ですが、中心には「黒い兄弟」の主人公:ジョルジョが毎日、朝と晩に鐘を鳴らしたという、村のランドマークであるサンタ・マリア・レウラタナ教会があります。この教会の建立時期は、礎の部分は西暦1400年以前に遡るといわれますが、その後、何度か建て替えをされており、正確な時期は分かっていません。2007年には、自前の資金と、世界各地に募った寄付金などにより、内外装ともリニューアルされ、天井画なども大変美しくなりました。この村の特産品としては、羊毛からとった色鮮やかな毛糸で編んだセーターや敷物、それに手編み籠、木彫品などが挙げられますが、それらは村の入口にあるお土産屋さんで売られています。また、ここからはたくさんのハイキングコースが延びており、山登りの好きな方は、村奥にある滝の方へ向かい、さらに、さらに、奥へと歩き、山越えをしてアイロロ方面へ抜ける、昔ながらの峠道を歩くとよいでしょう。ただ、標高差は1500mほどあり、歩行距離も長いので、ここを歩くハイカーはごく少数です。ソノーニョ村を楽しんだら川沿いのハイキングコースか、バス通りを戻り、次のフラスコの村へ行きましょう。

新着情報 2013-1-4
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ソノーニョ(2)
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