雨の日用に、たくさんの引き出しを

初めてスイスを訪れた人が、スイスを気に入るか、気に入らないかは、お天気によるところが大きいのではないかと思います。　運良く、マッターホルンやアイガーが見られた人は、一遍でスイスが気に入り、すっかりスイスフりークになります。　また一方、連日のように雨に降られたり、ガスにまかれ、山が全然見えないなかで、雨具を着てのハイキングをした人は、なかなか再訪したいという気持ちにならないでしょう。
私は、これまで何度もスイスを訪れていますが、晴れと雨の割合は、平均すると６対４くらいです。　全勝する年がある半面、ほとんど雨ばかりの年もあります。　
お天気ばかりは、自分ではどうにもならないことですから、雨でも、晴れでも楽しめるメニューを、いろいろと用意して行くとよいでしょう。　スイスというと、ハイキング一辺倒の人が多いのですが、魅力的な村や町、美術館、博物館などもたくさんありますので、雨の日こそチャンス到来と考え、普段行けない村歩きを楽しんだら如何でしょう。