バッハアルプゼー~ボルトハイキング
Bachalpsee ~ Waldspitz ~ Bolt
このコースはバッハアルプゼーの
湖畔からヴァルトシュピッツを経
由して中間駅ボルトへ下るもの。
7月にもなると近隣のコースは皆、
牧草地の草を刈り取ってしまうが、
ここは刈らないので高山植物が豊
富である。 次へ >>
フィルストからバッハアルプゼー
までは他でご紹介したので省略。
このコースは歩行距離が約4.3km
で標高差は360mを下るが、歩き
やすいので、ゆっくり歩いても所
要時間は1時間半~2時間くらい
である。 次へ >>
バッハアルプゼーの湖畔には小さ
いながらもトイレがある。今日は
生憎雨が降ってきたので、ハイカ
ーたちが雨具を出し着替えをして
いる。晴れていれば二つの湖はも
ちろんのこと、向かい側の山々が
とても美しい。 次へ >>
歩き始めるとすぐに道標が出てく
る。進行方向に向かって右手へ折
れればリーティーを巻いてブスア
ルプなどへ続く道、もう一方は今
回の目的地であるヴァルトシュピ
ッツ経由でボルトへ下るコースで
ある。 次へ >>
ヴァルトシュピッツにはアイガー、
ヴェっターホルンなどを目の前に
して食事やお茶ができる素敵なレ
ストランがある。それを楽しみに
歩き始めよう。また疲れたら便数
は少ないがグリンデルワルトまで
バスも通っている。 次へ >>
上の写真のように左手に小川を見
ながら緩い坂道を下っていく。
ここを歩く人はあまり多くないの
で、道幅は狭い。その年にもよる
がバッハアルプゼーは6月20日頃
までは凍っているのでこの辺りの
雪解も遅い。 次へ >>
コース全線緩い下りなので小さな
子供連れでも十分歩ける。フィル
スト~バッハアルプゼーと連続し
て歩いても2~3時間のコースな
ので歩くのが苦手な方にも向いて
いる。ただし靴はきちんとした登
山靴を着用のこと。 次へ >>
リュウキンカやキンポウゲ、プリ
ムラなどコースの両側に咲く可愛
らしい高山植物を愛で、また晴れ
ていれば美しい山々を眺めながら
さらに下る。しばらく歩くと小川
を渡る。雪解け水だからとても冷
たい。 次へ >>
ヴァルトシュピッツへはこの道標
で右に折れる。左手から出てくる
道はフィルストやバッハアルプゼ
ーから下ってくるもう一つのコー
スである。ここからヴァルトシュ
ピッツまではもう700mくらいで
ある。 次へ >>
しばらく進めば道は、車も通れる
くらいの広い道となる。前方には
アイガー、ヴェっターホルン、グ
リンデルワルト氷河などが大変美
しい。歩きやすい道を緩く右にカ
ーブを切ればヴァルトシュピッツ
はもう目の前だ。 次へ >>
ヴァルトシュピッツ(1903m)の
道標。この道標のすぐ右手がレス
トラン。左矢印の方向がブルーメ
ンプファット(花の小道)を歩い
てボルトへ下る道。ここから40分
と書いてある。右手がバス通りで
ブスアルプへと続く。 次へ >>
ヴァルトシュピッツにあるレスト
ランに到着。このレストランはア
イガーやヴェッターホルンの真ん
前にあるので晴天の日には素晴ら
しい景色を堪能できる。また眼下
にはおもちゃのようなグリンデル
ワルトの村が広がる。 次へ >>
レストランの前に突き出たテラス
には色とりどりのパラソルが開い
ている。朝グリンデルワルトの村
をゆっくり目に出発し、フィルス
トから歩いてくればちょうどここ
で昼頃になる。ズッペでも頼んで
休憩して行こう。 次へ >>
レストランを出たら先ほどのヴァ
ルトシュピッツの道標に従って、
林の中を下るやや細い道を下って
いく。ここら辺りが森林限界なの
で背の高い木々が出てくる。しば
らく下れば道の両側はずっとお花
畑となる。 次へ >>
やがて放牧小屋が下の方に見えて
くる。道は相変らず狭いが、明る
く開けているのでとても気持ちが
よい。高山植物が特別多いという
わけではないが、春、初夏、夏の
季節によっていろいろな花が見ら
れる。 次へ >>
前方にアイガーやグリンデルワル
ト氷河が大きく見えてくるとボル
トのロープウェイ駅はもうすぐだ。
放牧小屋の近くまで行くと、林の
後ろの左斜め上から右下へと時々
ロープウェイが行き交うのが見え
る。 次へ >>
ボルト駅へ下る直前のお花畑。ボ
ルトからはロープウェイに乗って
グリンデルワルトへ下る。元気の
ある方は、さらにボルトのすぐ下
にある池の横を抜け、ロープウェ
イの真下をジグザグしながら村へ
と下るとよい。 戻る >>
このハイキングコースはフィルストからバッハアル
プゼーまで行き、湖畔で美しい山と湖の景色を楽し
んだら、小さい池の脇を抜けヴァルトシュピッツの
レストランを経由してボルトへと下る道である。
大変お花の美しいフラワートレイルで、所要時間は
2~3時間だから手頃である。 次へ ≫≫
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