このコースを歩くには、先ずゼーフェルトの町へ行きます。ゼーフェルトはインスブルックの北西にあり、すぐ隣はもうドイツです。そして駅から15分ほど歩いたところにある乗り場からケーブルカーでロスヒュッテへ上がります。次へ...
ロスヒュッテの標高は1750m余りありますから、ここへ上がるだけでも素晴らしい景色が眺められます。
そしてそこから、さらにロープウェイに乗り換えて、真正面に聳えるゼーフェルダーヨッホ(2060m)へと上がります。 次へ...
ゼーフェルダーヨッホからの展望は素晴らしく、眼下には美しいゼ―フェルトの町が広がります。また、ぐるりと見渡せば、カルヴェンデルやドイツ最高峰のツークシュピッツェ、シュトゥーバイの山々などを望むことができます。 次へ...
そしてそこから、さらにロープウェイに乗り換えてゼーフェルダーヨッホ(2060m)まで上がります。ヨッホからの展望は素晴らしくドイツ最高峰のツークシュピッツェやシュトゥーバイの山々などを望むことができます。 次へ...
ゼーフェルダーシュピッツェまでは、ゆっくり歩いても40~45分くらいです。スイスの人気コースのようにたくさんのハイカーは歩いていませんが、コースの両側には可憐な高山植物が咲き、景色も美しいのでとても楽しいです。 次へ...
ドイツのヴェッターシュタイン山群や、チロルのシュトゥーバイの山々を遠望したり、足元に咲く可憐な高山植物を愛でながら40分ほど歩くと、やがて前方に十字の建つゼーフェルダーシュピッツェの山頂が見えてきます。 次へ...
ゼーフェルダーシュピッツェの山頂に着きました。今日は雲一つない快晴ですので、山頂からの景色は360度の大パノラマです。
ここまでなら軽ハイキングですので、小さな子供連れのファミリーが何組か先着しています。次へ...
写真で見える黒い三角形をした山がこれから目指すライターシュピッツェ(2374m)です。ここからは鎖場があったり、ハシゴで昇降する箇所が出てきますから要注意です。先ずは中央に見えるライターシャルテのコルを目指します。次へ...
ここからはライターシャルテのコル(2197m)を目指して歩いていくのですが、所要時間は1時間15分くらいです。歩き始めは写真のように比較的よい道を、ジグザクを繰り返えし、少し下っていきますが、すぐに岩場が出てきます。 次へ...
道幅は急に細くなり、人ひとりがやっと通れるくらいですから、すれ違うときはどちらかが止まって避けねばなりません、また、ここからはずっとコースの右側が深く切れ落ちています。正面に見えるアリ地獄のような斜面を歩きます。次へ...
すぐに写真のような固定ワイヤーを伝って登り下りする岩場ルートになります。残雪があるときや、雨天の日などは大変滑りやすいので十分気をつけて下さい。高度は2200mくらいですが、滑ればそのまま谷底まで止まりません。 次へ...
この辺りから、ずっと遠望してきた、岩山が雨や雪で崩れてできた小さな砕石のすり鉢型斜面を歩きます。ちょっとコースをはずれると、まるでアリ地獄のようにズルズルと滑ってしまいます。晴れていると照り返しもあり暑いです。次へ...
冬場はもちろんのこと、7月初旬まで残雪がある一方、晴れれば40度以上にもなるこんな過酷な場所に、高山植物なんて生育できないのでは、と思いきや、白いアルペンポピーが砕石の隙間から逞しく花を咲かせていました。 次へ...
長くてメチャ暑いコースを抜ければライターシャルテのコルに出ます。ここには3方向を指す道標があります。一つはいま来た道、もう一つはヘルメレコプフへ下る道、そしてもう一つは目的地のライターシュピッツェへ向かう道です。 次へ...
ここからは写真のようにハシゴを登ったり、ワイヤーを伝ったりして標高差250mを一気に登ります。
長い距離ではありませんが、岩場が続きますので、疲れていたら無理をせず、先程の分岐からヘルメルコプフヘ直接下りましょう。次へ...
ここからは固定ワイヤーを伝って登るのですが、写真を横長に切っていますので、なかなか高さがお伝えできません。崩れやすく、滑りやすい足場ですが、ここを登ってしまえば目指すライターシュピッツェの山頂はもうすぐです。 次へ...
ライターシュピッツェの山頂に着きました。山頂には十字が建っています。ゼーフェルダーヨッホをスタートして、ここまで2時間ちょっとです。今日は歩き始めてからずっとお天気、山頂からはドイツ国境も望め、展望は最高です。 次へ...
ドイツやチロルの美しい山並みを満喫したら、次はネルトゥリンガーヒュッテを目指して下っていきましょう。下りもしばらく写真のような岩場を固定ワイヤーを伝って下っていきます。登ってくるハイカーもいますので要注意です。次へ...
ネルトゥリンガーヒュッテは山頂や急坂の途中からも見え隠れしていて、15分ぐらいで行かれます。
この急坂を下ってしまえば道は歩きやすくなり、山の斜面にはたくさんのヒツジさんがのんびりと草を食んでいます。 次へ...
ネルトゥリンガーヒュッテはドイツ山岳協会の山小屋で古い歴史があります。ヒュッテに埋め込まれたプレートによると、1898年に建てられ1981年に改築されています。名物のズッペを頼み、持ってきたサンドイッチで昼食です。 次へ...
美しい景色を見ながらのんびりと食事をしたら、帰路につきましょう。コースはヒュッテの裏手からつづいており、写真のように斜面を下って行きます。左手が谷側になり、右手上からはときどき小石が落ちてきますから要注意です。 次へ...
ここから歩いて直接ゼ―フェルトへ下るルートもありますが、美しい教会など、町中にも見どころがありますのでヘルメルコプフのロープウェイでロスヒュッテまで下ります。後は往きに乗ってきたケーブルでゼ―フェルトへ下ります。 次へ...
チロルには展望がよく、歩いて楽しいハイキングコースがたくさんあります。このコースはゼーフェルトにあるライターシュピッツェからヘルメレコプフへ歩きます。
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スイスアルプスの花を訪ねて
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Seefelderjoch - - Reitherspitze - - Harmelekopf
ライターシュピッツェからヘルメレコプフハイキング
素晴らしい展望を満喫したら早速、ゼーフェルダーシュピッツェヘ向かって歩き始めましょう。ここからゼーフェルダーシュピッツェの山頂までは標高差が200m足らずで、コースも写真で見られるように歩きやすい稜線歩きです。 次へ...