写真は地中海沿岸にある、ある人気ビーチの夏の日の光景です。
…と言われれば、なるほど砂浜狭しとばかりに花開いたビーチパラソルのようにも見えますが、実はここはビーチではありません。
標高2000m弱の山のてっぺんにある展望レストランでの光景です。
ロープウェイや登山電車で展望台に駆け上ったと思ったら、すぐ下山、次の目的地に向かう忙しない日本人観光客と違い、ヨーロッパの人たちは皆、のんびりとワインなどを飲みながら、ここで何時間も談笑しています。
スイスに限らずヨーロッパの人たちは皆、本当に太陽光が好きですね。
そうだ、パラソルといえば、花の仲間にも、とてもおしゃれなパラソルという名のつくお花があります。
最初の写真の赤い花は、「サンパラソル」と呼ばれる花です。
マンデビラ(デプラデニア)という名の花で、キョウチクトウ科マンデビラ属のお花です。
原産はボリビアやエクアドルなどの南米で、スイスの花ではありませんが、スイスのリオデジャネイロと呼ばれるルガノの町の民家の窓辺に観賞用として植えられていたものです。
サンパラソルはサントリーが開発した品種で、他にもサマードレスなんていうおしゃれな名のついた白花の品種もあります。
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