スイスを旅行していると窓辺にたくさんの花を飾った家々によく出会います。
赤、白、黄色、紫などその多くはゼラニウムやペチュニアです。
鮮やかな色をした花たちがこぼれんばかりに咲いている光景を見ると、スイスって何てきれいなんだろう、と関心してしまいます。
しかし、窓辺の花はほったらかしにしていて、いつまでも綺麗に咲いているわけではありません。長く美しい花を咲かせておくために家主さんたちは隠れたところで大変なご苦労をされているのです。
毎日数回の水遣りはもちろんのこと、咲き終わった花殻や黄ばんだ葉は小まめに摘み取ります。
そしてスイスでは雨はもちろんのこと、夏でも急に雪が降ってくることがあ りますので、長雨になりそうな時や、雪が降ってきたときなどは写真のように傘を差してあげたり、ビニールで覆ってあげたりしています。
窓辺の花は早いところで5月頃から飾られますが、花がまだない時期の景色はなんとも寂しい限りです。
お花の管理人さんには心から感謝いたしましょう。 戻る→