スイスの古い街を歩いていると、写真のようなとても素敵な壁絵によく出会います。
赤褐色の屋根を持った建物の壁に美しい花の絵が描いてあります。
そしてなんともおしゃれで、ちょっと神秘的な女性が描かれていたり、その隣の壁にはト音記号が踊っている中で楽器を弾く人の絵が描かれています。
どの絵もデザインのみならず色の調和がとても上品で、壁絵にしておくにはもったいないような絵です。
ここはマルティニーの町はずれ、近くには古い木造の屋根付き橋が残り、小高い丘の上からはバティア城が見下ろしています。
そしてサン・ベルナール峠の方へ歩いて行くと、ガロ・ローマンの神殿などローマ時代の遺跡がたくさん見られます。
美しい山々を見ながらハイキングをしたり、美しい高山植物を観賞するのも楽しいのですが、のんびり、ゆったり古い街をぶらつくと、このような素敵な場面に出会えるのもスイスのもう一つの魅力でしょう。
歴史ある町を旅していて駅前に、Altstadt(旧市街)はこちら、というような案内表示板を見つけたら、ぜひ立ち寄っていきましょう。
きっと思わぬ素敵な出会いがあると思います。戻る→