スイスの村々を旅していると、民家の軒下や納屋などに、小さく割られた薪がたくさん積んであるのがよく見られます。
薪は、どこの家でも、冬のストーブや暖炉に使う重要な燃料ですから、大変大事にしています。
写真は、インターラーケンから電車に乗り、グリンデルワルトに向かう途中にある駅ヴィルダーズヴィルの村中で見かけたものです。
スイスでは、薪をただキチンと積んである家はよく見かけられますが、薪を使って、このようなおしゃれな絵を描いているところは余りありません。
色の濃い薪、薄い薪、切り口の違う薪などを巧みに組み合わせて描いているのですが、なかなか素敵なデザインです。
スイスで家々が薪をキチンと積んでおくのは、一説には、他人に盗まれてもすぐ分かるようにしておくため、ともいわれていますが、果たして本当なのでしょうか。
盗まれてしまったら、いくら分かっても仕方ないような気がしますが…。
スイス旅行の楽しみ は、ハイキングだけではありません。
町や村で、ふと、目に入ったこんな景色に感動することが
あります。戻る→