ロートシュトックヒュッテ

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1ミューレンからロープウェーでシルトホルン頂上駅まで上り、展望台の裏側からChilchflue方向へ向かいます。
シルトホルンは、もう大昔の話になってしまいましたが、映画「女王陛下の007」の撮影舞台にもなったところです。
展望台の中には当時のスティール写真などが掲示されているとともに、ツアーなどでは必ず添乗員からそのことが話されると思います。
シルトホルン展望台の写真

シルトホルン展望台

シルトホルンは標高2,970mで、3,000mにはちょっと足りませんが、晴れていればベルナーオーバーランド3山、ファウルホルンからシーニゲプラッテ、ブリュムリスアルプ方面まで360°の大パノラマが満喫できます。
展望台の裏側の写真

展望台の裏側

2展望台の裏側から歩き始め、高山植物も生えないような荒れた黒いガレ場、ザレ場の尾根伝いに下っていきます。
両側は深く切れ込んだ谷であり、右手にはSoustal(ソースの谷)が広がり、左手のはるか下方にはSefinental(セフィネンの谷)がかすかに覗けます。
シルトホルン展望台の写真

シルトホルン展望台

ソースの谷側は、イーゼンフルーから奇岩ロープへルナーを望み、グリュッチュアルプに向かう道へと収束しています。
この尾根にはさえぎるものがほとんどありませんので、晴れていればまるで空中散歩をしているような素晴らしい景色が堪能できます。
また、振り返れば、歩き始めた展望台がはるか後方に小さく見えます。
尾根の写真

尾根

3ただし、のんびりと歩けるのもほんの束の間、しばらく進むと巨岩がゴロゴロした岩場を縫うように下っていきます。
岩の隙間やコース端には可憐なカンパニュラの花が咲き、思わずカメラに手が伸びてしまいます。
こんな場所によく咲くものです。
厳しい冬の寒さを乗り越えて、今は陽の光をいっぱい受けて殊のほか美しいです。
ハイキング道の写真

ハイキング道

ここからは、道はさらに厳しくなり、クサリを伝い、鉄のはしごを下っていきます。
山歩きに慣れた人なら問題ありませんが、なんといっても標高3,000m近い山のハイキングです、油断をしないで注意深く下っていきましょう。
鉄のはしごの道の写真

鉄のはしごの道

4 尾根の突端まで行くと、道はUターンするように左に大きく折れて下っていきます。
時間があればこの突端に腰掛けて素晴らしい景色をしばし眺めてみましょう。
今来た後ろの道以外、前も左右もなにもありません。なんと雄大な景色でしょう。
ハイキング道の写真

ハイキング道

下から吹き上げてくる風に吹かれて、汗がさっと引いていきます。
まるでタイタニック号の船首に立って向かい風を体いっぱいに浴びているようなさわやかさです。
砂走りのような場所の写真

砂走りのような場所

5 岩がゴロゴロした道を通り抜けると、やがて富士山の砂走りのような場所に出ます。
タールをグルッと巻き込むように道が続き、眼下にはパッと広がった緑の谷が大変美しいです。
ここには高山植物が乱れ咲いています。
ここを(Rote Hard)直進すればHundshornを経由してグリースアルプへとつづきます。
ベルナー緑の谷の写真

緑の谷

ここは岩に書かれた赤い標識に沿ってロートシュトックヒュッテ方向に向かって下っていきます。
滑りやすい岩の道を左手の山に沿って下っていきます。
ハイキング道の写真

ハイキング道

6 そこかしこに咲く美しい高山植物を愛でながら進むと、やがて目の前に天高くベルナー山群が聳え、下方には石造りの小屋が見えてきます。
そしてさらに下れば右手から下ってくる道に合流します。
この道はHundshubel から Sefinenfurgge(ゼフィーネンフルゲ)を経由してグリースアルプへとつづいています。
小屋の前には放牧場があり、牛たちがのんびりと草を食んでいます。
ヒュッテの写真

ヒュッテ

ここで一休みしたら、Bryndli (ブリンデリ) に向かって進み Spilboden (シュピールボーデン) の急坂をくだり、小川を渡ります。
ここは右に折れてGimmela (ギメラ)を経由してミューレンに下ってもよいし、直進してシルトアルプのレストランで一服してミューレンに向かってもよいでしょう。
どちらの道を行ってもここからはもう1時間程度で行くことが出来ます。
ヒュッテの写真

ヒュッテ


 【 シルトホルンとミューレン近辺の概略図 】 ヒュッテの写真


【所要時間】
【コースタイム】 (適宜休憩を取り、写真を撮りながらゆっくり歩いて) Schilthorn (シルトホルン) ~ 1時間 ~ Rote hard ~1時間半 ~Rotstockhutte ~1時間半 ~ Spilborden ~1時間 ~ Murren
【ポイント】 ベルナーオーバーランドの景色は午後の方が光線の具合がよく美しいため、Rote hard 辺りで昼食になるようセッティングするとよいだろう。
【ご注意】
ロープウェーを使えば容易に上れる山ですが、ここはなんといっても3,000m近い高山です。
天候の悪いときや、普段あまり山登りをしていない方は絶対に立ち入らないようにしてください。
天候が急変すると、霧で辺りが全くみえなくなるし、落雷も大変危険です。

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