クロイツボーデン~サース・グルントハイキング
スイスアルプスの花を訪ねて
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このハイキングコースの始点となるクロイツボーデンへは、サースフェーの手前にあるバス停サース・グルントからテレキャビンに乗り上がる。
時間があれば先にホーサース(3100m)まで上がり、絶景を楽しんだ後戻ってきても良い。
乗り換え駅であるクロイツボーデンでテレキャビンを降りたら、そこから2~3分歩いたところに小さな美しい人造湖がある。晴れていれば目の前にアルプフーベル、テーシュホルン、ドムなどのミシャベル山群がとても美しい。
左の写真はクロイツボーデン(2400m)にある道標である。
ここからはホーサースなどいろいろな方面にコースが延びているが、ここでは高山植物探索ルート(一番下の緑の方向表示板)を抜けサース・アルマゲルの方向に進む。
歩き始めるとすぐに写真のようなガレ場となり、コース幅も狭い。また夏も早いうちは、ところどころに残雪があるので、山歩きに慣れていない方は十分に気をつけよう。特にガスったり雨の日は敷石も滑りやすいので初心者は控えよう。
このコースで一番のビューポイントである。晴れていればアラリン、アルプフーベル、テーシュホルン、ドム山などミシャベル山群が美しい。また眼下にはサースフェーの村が望める。大分荒れてしまったが、足元には高山植物も見られる。
サース・グルント方向とサース・アルマゲル方向へ向かう道を分ける分岐である。まっすぐ行けばシュタッフェルを経由してアルマゲラーのヒュッテへ続く。ここには道標があるので、ほぼ直角に右に折れてサース・グルントヘ下っていく。
サース・グルントへ下って行くコースをちょっと上から眺めてみると、絵に描いたようなつづら折れが美しい。
このコースの両側には色とりどりの高山植物が咲いているのでのんびり下っていこう。思わぬ素敵な花が見られるかも!
下り坂はそれほど長くはないが、やや傾斜がきつく滑りやすいので気をつけよう。下りきったら左に折れてそのままサース・グルントヘ下る道もある。
直進すれば林の中を抜けて、小さな白い教会が建つトリフトアルプの集落に出る。
クロイツボーデンからダイレクトにサース・グルントヘ下るコースもあり、ここで合流する。この辺りはスイスの昔ながらの佇まいを色濃く残す。クロイツボーデンの下辺りでは夏に、昔ながらの民族衣装を着た人たちのお祭りも開かれる。
⒑分ほど林道を下って行くと、やがて左手におしゃれなカフェレストランが見えてくる。
ここからグルントまではもうすぐなのでショコラ・ショー(ホットココア)でも飲みながら小休止していこう。展望はないが雰囲気がよいカフェだ。
Kreuzborden to Saas Grund Hiking
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