サースフェーからPTTバスに乗り、サースグルントへ行く。そしてサースグルントでマットマルク行きのバスに乗り換え、終点まで行く。マットマルク湖の近くまで来ると、大分後退してしまったがバスの中から迫力あるアラリン氷河が見える。次へ...
バスを降りたら右へ少し登り湖畔へ上がる。モンテ・モロ峠に行くには湖の右岸、左岸のどちらからでも行かれるが、往きと帰りでコースを変えることにして、往きは右岸から行ってみよう。10分ほど歩くと、素彫りのトンネルが二つ出てくる。 次へ...
トンネルといっても短く、道も広くて歩きやすいので安心だ。トンネルを抜けると左手には美しい湖が広がっている。そして右手からは山が迫り、小さな滝が何本も流れている。その水辺には可憐なムシトリスミレがたくさん咲いている。 次へ...
この湖畔のコースの標高は2200mもある。高山植物の種類も多く、バスに乗ればサースフェーから簡単に来られるので、歩くのがあまり得意でない方も、十分楽しめる。
山登りをしなくても、のんびり、湖畔を一周するだけでもよいだろう。 次へ...
マットマルク湖は氷河から流れる川を堰止めた人造湖である。そのため、湖の水の色は透明感あるブルーではなく乳白色をしている。ここは標高が2200mを超えているので、初夏から盛夏にかけて湖畔の道を行けば、たくさんの花に出合える。 次へ...
湖畔の歩きやすい道をさらに進むと、やがて進行方向の遙か遠くに見える山の頂に、キラリと光るものが小さく見えてくる。
モンテ・モロ峠の頂上には、金色のマリア像が建っていて、陽の光に照らされ、それが光って見えるのだ。 次へ...
湖の最奥(ボドミン)まで来ると、道標がある。右へ折れればモンテ・モロ峠へ登る道、そのまま左にゆっくり回り込めば、湖の対岸のコースへと続く。ここからは本格的な山道になり、モンテ・モロ峠までは、約2時間半である。 次へ...
比較的歩きやすい山道を登っていくと、やがて小川が流れ、広く開けた場所に出る。この辺りではいったん湖が見えなくなる。訪れる時期にもよるがレウカンテモプシス・アルピナ(アルペンマーガレットの仲間)など高山植物が一面に咲く。次へ...
テリボーデンの上まで上ると、大きな岩がゴロゴロとした道になり、真夏でも、かなりの残雪が見られる。この雪渓を横切って登る。ここから先は、滑りやすい大きな岩の上を伝って歩く道となるので、事故を防ぐためにも熟練者の同伴が必要。次へ...
大きな岩に手を掛け、足を掛け、30分ほど登れば、標高は2800mを超えてくる。写真は、峠へと上がる最後の登りである。
晴れた日に、この大きな岩の上に登れば、ド迫力あるモンテ・ローザが、眼前にどーんと現れる。至福の時である。 次へ...
モンテ・モロ峠と向かい側に聳えるモンテ・ローザの間には、イタリアのマクニャーガの村がある。このコースには危険な場所が数箇所ある。トライするのはお天気の良い日に限り、山歩きのレベルとしては中級以上の経験者向けである。次へ...
モンテ・モロ峠の頂上には、写真のような優しい顔をした金色のマリア像が建っている。<ここでクイズです> ここは、イタリアとスイスの国境ですが、マリア様はどちらの国を向いて立っているでしょうか?
また、それは何故でしょう? 次へ...
ここは今では、イタリアのマクニャーガからモンテ・モロ峠を越えてサースフェーへ入るツール・ド・モンテローザのコースとして有名だが、昔はモンテ・モロ峠で、盛んに行われたことがある。 <クイズ> それは、何でしょうか? 次へ...
(注)この写真は、マットマルク湖を同じサースフェーにあるブリタニアヒュッテからプラティエンに抜けるコースの途中から遠望したものである。手前がバスで上って来た道で、この湖の最奥からモンテ・モロ峠を目指し登るのである。 次へ...
モンテ・モロ峠とイタリアのマクニャーガとの間にはロープウェイが通っており、上り、下りができる。ただ、運行しているのは、夏のハイシーズンだけである。(不定期なので要確認)。他の時期は、サースフェーからのピストンとなる。 次へ...
大きな岩の上を伝って歩くのは、登りより下りの方が危険である。足を置き違えたり、滑って岩の隙間にはまらないよう、気をつけて下っていこう。この辺りからは湖の全景が見渡せるようになる。帰りは右手の湖岸を行くことにする。 次へ...
往きに通ったモンテ・モロ峠への登り口であるボドミンまで下ったら、右へ折れる。ここからは、途中に緩い登りがあるが、堰堤まで、ほとんどフラットな道である。モンテ・ローザを見た満足感と、快い疲労感に浸り、のんびり行く。 次へ...
7月~8月なら、山の斜面には美しいアルペンローゼが一面に咲く。湖畔の道は一周7km強あり、ボドミンの分岐からバス停までは4kmほどだ。堰堤の上だけでも1km位(15分)あるので、途中からバス停へショートカットスるとよい。 戻る...
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スイスアルプスの花を訪ねて
スイスアルプスの花を訪ねて
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Mont Moro Pass Trecking @Saasfee
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ツェルマットの人気には敵わないが、サースフェーには素晴らしいハイキングコースがたくさんあります。このコースはサースフェーからモンテ・モロ峠を往復します。
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サースフェー:モンテ・モロ峠往復ハイキング