= 中世の古き家を訪ねて =
ツェルネッツの駅前から朝一番のPTTバスに乗り、フオルン峠を越えてミュスタイアの谷の奥深くに入り込む。 |
フオルン峠を越えると最初に見えてくるのがチエルフの村である。小さな村であるが家々の壁には、美しいスグラフィートが描かれている。 |
フルデーラ村のバス停でリューへ行くバスに乗り換える。連結がうまくいっていないことから、待つこと30分。お客さんはほかに二人だけ。小型のバスが予定通りやってきて、運転手の女性がスイスヨーデル、イタリアカンツォーネ、オーストリアクラシックなど周辺3国に気を遣ったようなカーステレオをかけながら細い山道を登っていく。 |
フルデーラ村 |
フルデーラ村 |
リューの村 |
リューの村 |
小さなレストランが二軒ほどあるので、一休みしたらフルデーラ村へ向かって下り始めよう。歩いて1時間くらいかかるよ、とレストランのおばさんに言われたが、途中からバス通りを離れ、林の中をショートカットするハイキングコースを下れば、ゆっくり歩いても40分位で行ける。 そして、バス通りとは反対のフルデーラ村の入り口の方へ出るので、もう一度村中を歩いてゆっくり見ることができる。 |
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フルデーラ村のバス停 |
リューの村 |
リューの村 |
リューの村のバス停 |
ヨーロッパ一高い村 |
フルデーラの村から再びバスに乗り、もう数百メートル先はイタリアという国境の村・ミュスタイアへ向かう。村の入り口の家にはキリストの十字架が掛けられている。国境近くには780年に建てられたという聖ヨハネ修道院があり、スイスというよりローマ時代のイタリアという雰囲気だ。今は博物館のようになっており、中を見学することができる。そして短冊のような紙に祈願し、マドンナ下に結び付けてくる。 |
ミュスタイア村入り口 |
ミュスタイア村 |
ミュスタイア村 |
ミュスタイア村 |
サンタマリアの村の入り口は車がやっと1台通れる位細い道である。向かって左手には水車の看板を立てたカフェ・フシーナがあり、右手には食事がおいしいと評判の瀟洒なレストラン「ピッツ・ウンブライール」がある。さらに細い道を少し入ると花がこぼれるように飾られたクルシュ・アルバというこれまた食事がおいしいホテルレストランがある。 |
カフェ・フシーナ |
サンタマリア村入り口 |
ホテル・クルシュアルバ |
レストラン・ウンブライル |
松の木細工屋 |
織物屋 |
織物機 |
元気が残っていたらサンタマリアの村から20分位なので、ぜひ歩いてヴァルチャヴァの村へ寄ってみよう。ここには数百年前に建てられた邸宅が改造されて、今はミュージアムとして保存されている。 |
チャサ・ヤウラ博物館 |
チャサ・ヤウラ博物館 |
チャサ・ヤウラ博物館 |
チャサ・ヤウラ博物館 |