グェッシュネン駅からグェッシュネナーアルプ行きのＰＴＴバスに乗る。バスは駅前の広場から発着している。乗る前に係員が帰りに乗る予定のバス時間を聞いてくる。予め利用者の状況を把握し、大型、小型、増発等の手配を進めるためだ。　次へ...

グェッシュネン駅を出発したバスは、グェ
ッシュネナー川に沿って深い谷の奥へ奥へと入っていく。３０分程すると、グェッシ
ュネナーアルプのレストランがあるバス停前に到着する。ここは小さな広場になっていて、側に公衆トイレもある。　次へ...

広場を出るとすぐ道標がある。ここからはいろいろなコースが延びているので、ダンマヒュッテへのコースを先ず確認しよう。左手に小さなお土産屋さんを見て、緩い坂をちょっと登れば、グェッシュネナーアルプゼーの突堤の上に出る。　　　次へ...

晴れた日には美しい湖と、氷河を抱いた美しいダンマシュトックが望める。突堤の上を左に500ｍ程歩けば、突き当たりにコースの登り口がある。ここから、いよいよハイキングコースが始まり、しばらく湖を右手に見ながら斜面を登っていく。次へ...

道幅は狭いが、しばらく歩いて、後方を振り返えれば、いま横切ってきたダムの突堤がよく見える。この湖は氷河が解けた水を堰き止めた人造湖である。年によって水量は違うが、氷河が溶けて出来た特有の透明度の低い乳白色をしている。　　次へ...

このコースは夏や秋に４回ほど歩いているが、ここで日本人ハイカーと出会ったことがない。晴れていれば眼下には美しい湖、前方には白い氷河が見え、コース脇には色とりどりの高山植物が咲く。現地で人気が高い理由がよく分かる。　　　　次へ...

緩いアップダウンを繰り返し、何度か小さな小川を渡ると大きな石に道標が描かれている。左は上級者向けの青いコースで、アルベルト・ハイム・ヒュッテへと続く。　しかし、このコースはほとんど踏み跡がなく廃道のようになっている。　　次へ...

天気がよければ、湖の反対側の山の上にはベルクゼーヒュッテが小さく見える。またここからは、湖の最奥のタールから登るチェレナルプヒュッテへのコースがよくのぞける。復路のコースとして湖の対岸を歩けば、その分岐の前を通る。　　次へ...

さらに進めば、進行方向に屏風のようにそびえるダンマグレッチャー（氷河）がその全容を現してくる。そしてアルペンローゼの群生地を抜けると、道は緩い下り坂になり、分岐のある沢に出て、小川には小さな木の橋がかかっている。　　　　次へ...

小川を渡った先の大岩には“ダンマヒュッテ”へのペイント道標が描かれている。ここまでは美しい景色を見ながら、のんびり歩いてこられるが、ここからいよいよ、このコースの醍醐味である急登が始まる。高低差500ｍを一気に登る。　　　　次へ...

「DAMMA」と書かれた道標を目印にしてさらに進み、大きな岩がゴロゴロしている山道を登っていく。ジグザグを繰り返し、道はだんだんと厳しくなるが、石で階段状にステップが切られているため、歩きにくいということはない。　　　　　次へ...

前方左手に隠れていた氷河が見えるころ、上を見れば目指すヒュッテの旗が小さく風にはためいている。ぐるりと見渡せる氷河の迫力は素晴らしいが、来るたびに氷河が大きく後退しているのを見るにつけ、地球温暖化による影響に驚愕する。　次へ...

美しい景色を眺めながら小休止し、最後の急登を登ればヒュッテの前に出る。高山植物が咲く周辺の草地では可愛いヒツジたちがのんびりと草を食む。またヒュッテの裏側に回ると、はるか下方に、今朝ほど歩き始めた湖が小さく見える。　　　次へ...

小屋に着いたら「ＳＡＣヒュッテ」のプレートが埋めこまれた下の入口からヒュッテに入り、一休みしていこう。ここのコーヒーは有名で、決して美味しくはないが、どんぶりのような大きな器に入ってでてくる。とても全部は飲みきれない。次へ...

頂上からの展望を堪能したら、いま来た道を戻っていこう。登りは結構キツイが、下りは早い。やがて下方に、さっき渡った小さな木橋が見えてくる。もと来た道を戻ってもよいし、所要時間は４５分ほど長いが、対岸の道を行ってもよい。　次へ...

帰りのコースは、予約した帰りのバスの時間に合わせて決めればよいだろう。どちらの道も難易度はほぼ同じである。ゲッシュネナーアルプに着いたら、お土産屋さんに寄って自家製のヤギの“牛乳”や果汁牛乳などで喉を潤していこう。　　　　戻る...

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スイスアルプスの花を訪ねて

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スイスアルプスの花を訪ねて

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Göschenen - Dammahyütte @Andermatt

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アンデルマットに宿泊していると、近隣に展望の素晴らしいハイキングコースがたくさんあります。このコースはグェッシュネンからダンマヒュッテを往復します。

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Edelweiss

グェッシュネン：ダンマヒュッテ往復ハイキング