一方、旅行者自身の方もいろいろと工夫を凝らし、旅のスタイルをもう少し“旅慣れた形”に変えてチャレンジしていったらよいのではないでしょうか。
着替えなど多めの衣服が必要な小さな子供連れの旅行や、お土産をたくさん買って帰りたいという方は別にして、スイス旅行では、そもそもそんな大きなスーツケースは必要ないと思います。
荷物が多くなってしまう最大の要因は衣服の多さでしょう。
スイスはきっと寒いからと、厚手のシャツやセーターを何枚も、さらに念を入れて嵩張るスキー用ヤッケまでと、これでもかというほどの準備をしている人が多いようです。
そして大半の人が、帰ってみればそのほとんどの衣服を一回も着なかった、といいいます。極寒の真冬は別にして通常季節のスイス旅行ではそれほどの準備は必要ありません。荷物を減らす一番のポイントは、やはり、持っていく衣服の量でしょう。
ちょっとした工夫で荷物は半分くらいになりますので自分なりの工夫をしてみましょう。因みに一番嵩張る防寒具として、私は写真のような軽量、かつコンパクトにしまえるインナーを利用してい
ます。これを荷物の隙間のパッキン用として使えば一石二鳥です。
お土産で帰りに荷物が増えたら、キャリーの上に載せて歩ける折りたたみ用のビニールバッグが便利です。
まさか大きな木彫りのハトやカッコウ時計を手荷物携帯で持って帰る人もいないと思います。
日本人の場合スイス旅行者は中高年が圧倒的と言ってもよいでしょう。そして、スイスの旅行の安全性、手軽さなどからこの傾向は今後更に高まっていくことが予想されます。
荷物をできるだけ減らして楽な旅にするために、ぜひだまされたと思って、一度お試しください。
とても楽なので、次回からはきっと病みつきになってしまうことでしょう。 * スイス旅行はいつも、“のんびり、ゆったり” が一番です!
戻る→