列車について(2)

また、スイスの停車ホームには通常、日本のように次の駅名を表示する看板がありませんので、下車する際はちょっと心配ですが、大抵は列車の中で社内放送が入りますので言葉がよく理解できなくても、ちょっと注意していれば間違うことはないでしょう。
英語の場合はあまり問題がないと思いますが、独語圏では、“ネクスト ハルツ ベルン” とか、仏語圏では “プロシェン ナレ ベルン”という放送がはいります。またトーマスクックの時刻表や、SBB(スイス国鉄)のホームページからプリントした時刻表などを手持ちしていれば、時刻からみて“そろそろ目的駅に着く頃だな”と分かるでしょう。それに今ならコピーなど持っていなくてもスマホでSBBのHPを閲覧すればよいですね。
電車は割合停車時間が短かいうえ、発車ベルも鳴らずに、すぐ発車してしまいますので、降りる時は予め早めに靴を履いたり、荷物をまとめたりしておくと慌てないですみます。
写真は列車の扉です。戸が閉まっている時は右脇にあるボタンを押して開けましょう。逆に列車から降りる時は列車が完全に停まったら車内側のドアについたレバーを押して戸を開けましょう。