スイスで列車に乗り降りするのは、心配するほど難しくありません。
チューリッヒの中央駅やベルン、シャフハウゼン、バーゼルなどの大きな駅には必ず飛行機の搭乗案内のような掲示板があります。
また 、小さな駅でも写真のようなタイムテーブルが必ずホームの壁や駅舎に掲示されていますので、それを見て発着時刻とホーム(Gleis)を確認しましょう。
黄色い看板がその駅での電車の出発時刻、白い看板が到着時刻を表示しています。
国をまたいで走る国際長距離列車はよく遅延することがありますが、ほとんどの列車が時刻通りにやってきます。
また稀に到着ホームが違うことがありますが、電車に乗るときは先ずこの表示板で確認するようにしておくとよいでしょう。
ただ列車には1等車、2等車のクラスがありますので、停車位置セクター(Sektor)には注意しておきましょう。
クラス別の停車位置については、英語、独語、仏語などでセクターAとか、セクターBとか放送が入いりますので、言葉が分からなくてもなんとか理
解できるでしょう。
なお利用クラスを、1等にするべきか2等にするべきかという問題がありますが、絶対とは言えませんが2等でも十分座れますし、乗り心地が特に悪いということもありません。
ただし多人数のグループ旅行などですと、みんなが近くに固まって座るというようなことは難しい場合があるかも知れません。
後述のスイスパスなどを事前購入する際に、よく1等がよいか、2等でも大丈夫か、とのご質問を受けますが、経済的に余裕がある方は1等にしておけばよいでしょう。
写真は、発車(ABFAHRT)時刻を表示している駅の大時計です。
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