ヨーロッパアルプスに生育する高山植物や、スイスやチロルの旅についての講演会などでお話しをしていると、時差の解消法などについて質問されることがあります。
私も昔、海外部門で仕事をしていたころ、出張先で、もう耐えられないほど眠くて仕方がないという思いを何度もしたことがあります。
特に旧式のオーバーヘッドを使用しての会議では、部屋を薄暗くしないとよく見えませんので、よけいに眠くなってしまいます。(今はどこでもパワポと明るいプロジェクターを使用しているから問題ないでしょう)
私は飛行機に乗ると、時計をできるだけ早く日本時間から現地時間(スイス)に切り変えてしまい、頭の中をそれに合わせるようにしています。
日本とスイスでは時差が夏場で7時間ありますから、チューリッヒへ向かう日は、一日がとても長くなります。
航空会社:SWISS(スイス)の直行便では、機中で夜を迎えることになりますが、飛行機の中では
あまり寝ないようにしています。(というより私の場合、眠くならないのですが…)
ところで時差をできるだけ早く解消する方法は、一般的に強い太陽の光をいっぱい受けることだ、とよくいわれます。
ですから私はスイスに着いた翌日は、眠いからといってグズグズ遅くまで寝てないで、早起きをしてハイキングに出かけてしまいます。
一日太陽の下で歩き回って、ホテルに帰ると、晩には猛烈な睡魔が襲ってきて否が応でも熟睡してしまいます。
翌日には、かなり体内時計が現地時間にリセットされ、短期間で平常に戻れるようになります。
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