旅の荷物は出来るだけ小さく、軽く

ツアーでは行きたくない、でも個人旅行だと大きな荷物の持ち運びが大変だ、という年配の方が多くいます。 前にもこのページに書きましたが、私はスイスに行くときは、一ヶ月を超える旅行でも機内持ち込み可能な小さなキャリーだけにしています。
スイスエアー(ルフトハンザ航空)など、多くの航空会社では、機内持ち込み手荷物の大きさを、縦、横、高さの合計で115cm以内、重量では8kg以内と規定しています。
スイスには、旅行中の荷物を託送してくれる便利なライゼゲペックやファストバッゲッジシステムなどがありますので、通常は、それを利用するのが一番楽だと思います。
しかし一方で、荷物がちゃんと届いているか? 荷物を受け取ってからでないと落ち着いてハイキングにも出掛けられない等、余計な心配や、時間のロスが生じます。
ですから、荷物を自分の手で持って旅行できれば一番確実だし、便利なのです。
私の場合、ザックや雨合羽、アウターも折り畳めば下のように小さくなるものを使用しています。それに登山靴は日本から履いていってしまいますので、あと嵩張るものは、着替え用の衣服3セットぐらいで、規定のサイズに十分収まってしまいます。
そんな小さなケースでは、帰りにお土産が買えないから困る、と心配する方もいますが、帰りは「機内預け」でよいわけですから、荷物が増えても関係ないのです。