バーデン旧市街の写真

温泉の街:バーデン(Baden)の旧市街

1 バーデン (Baden) の町はスイスの北東部に位置するアールガウ州にあります。
バーデンマップチューリッヒ中央駅からは電車で僅か15~20分程度で行くことができます。空港への交通の便も良いので、スイス
に到着した晩や、日本へ帰国する前夜などに、この地に宿泊すると安心です。
(注)このコンテンツは1995年に当サイトに掲載した記事の補足・リニューアル版です。

2 単語としての「Baden」はドイツ語で「入浴する」という意味です。
このうち ❝Bad❞ が「温泉」とか「入浴」という意味ですから、地名にこの文字が付いた町などには大抵温泉があります。スイスで有名な温泉地としてはロイカーバッド(Leukerbad) やバードラガッツ(Bad Ragaz)などがあります。
バーデン旧市街の写真
3 バーデンの駅を降りてすぐ右手の岩山の上にはレンツブルク家、キーブルク家、ハプスブルグ家などが支配していたシュタイン城跡 (Ruine Stein) が見えます。
シュタイン城は15世紀初頭から破壊、再建、破壊が繰り返えされ、残念ながら今はその一部しか残されていません。
シュタイン城跡 (Ruine Stein) の写真
4 駅から出て細い急な坂道を登っていくと城跡まで行くことができます。
そこからは美しい旧市街などを一望することができますので、市内散策する前に、ここから町全体を俯瞰しておくと、建物や見どころの位置関係などが理解しやすいです。
シュタイン城跡 (Ruine Stein) の写真
5 旧市街は、小高い丘の上に建つシュタイン城から下方に向かい、緩く蛇行したリマト川周辺に教区教会、市の塔、ラートハウス (市庁舎) 、木造の屋根つきのホルツ橋、旧代官の館 (現在は歴史博物館) などが建ち並んでいます。
バーデン旧市街の写真 6 それらを別の角度から見てみましょう。
この旧市街のビューポイントは、リマト川のやや上流に架かる近代的な新しい橋:ホッホ橋 (Hochbrücke) の方から見る景色です。
右に旧代官の館、ホルツ橋(Holzbrücke)、左上奥に市の塔、写真には写っていませんが左に教区教会、真ん中の奥の方にクーアべーダーと呼ばれる温泉街が広がります。
ホルツ橋(Holzbrücke)の写真
7 写真は教区教会(Stadtkirche)です。今日は佳き日なのか、ちょうど教会で結婚式がありました。
素敵な新郎新婦でしたが、プライバシーに関わりますので残念ながら写真は掲載できません。
教区教会の写真

教区教会の写真
教区教会の写真
教区教会の写真
8 市の塔の下にある門を潜って旧市街の中心に入ると、すぐに噴水があります。
旧市街の噴水の写真
9 木造の屋根付きホルツ橋(Holzbrücke)の付け根には15世紀の旧代官の館があり、現在は歴史博物館になっています。
この館は、丘の上にある古いシュタイン城に対して新しい城とも呼ばれています。
旧代官の館の写真
下の写真はSTADTHAUSです。 STADTHAUSの写真
10 下の写真の橋は、前述の通りビューポイントである新しい橋:ホッホ橋 (Hochbrücke) の方から見たリマト川にかかるホルツ橋です。
名前がちょっと似ているので間違いやすいです。
ホルツ橋の写真
ホルツ橋の写真
11 バーデンの駅を背負ってバーデン通りを右手に行けば旧市街に出ます。一方、左手に向かって歩いて行けば温泉街(kurbäder)です。
バーデンは大昔から温泉の町として人気が高いのですが、スイスの温泉は日本の温泉とは大分雰囲気が違います。
日本の温泉と同じだと思って行くと、ちょっとガカッリするかも知れません。

HOMEへ戻る