フリティラリア・メレアグリス

ヨウラクユリ(瓔珞百合)については、すでに、このサイトで、Fritillaria imperialis(フリティラリア・インペリアリス)“皇帝の冠” と呼ばれる花をご紹介しました。
今回は同じ仲間であるフリティラリア・メレアグリス(F.meleagris)を紹介します。

フリティラリア・メレアグリスの写真

この花の野生種は、スイスでは、早春の4月から5月に、フランスとの国境であるユラ州の里山に限って見られます。
日本ではこの仲間が園芸用に、バイモ(貝母)という名で売られ、よく民家の庭先などに見られますが、その多くは花の色がアイボリーのものです。
ユリ科のバイモ属の花ですが、その特徴は、なんといっても格子縞の模様にあるでしょう。