スイスを始めとして、フランス、イタリア、オーストリアなどにまたがるヨーロッパアルプスには、たくさんの植物が生育しています。
とりわけスイスは、国の広さとしては日本の九州くらいの大きさですが、標高差でみるとその差は大変大きいです。
一番低い所は南スイスにあるルガノやロカルノで、海抜200、300mに位置します。
一方、一番高い所は標高4,500mを優に超えるドム山(注)ですから、なんとその差は4,000mを超えています。
(注:スイスにあり山頂が2か国以上にまたがらない山の中では一番高い。)
スイスの国土をイラストで描いてみますと、上の図のようになります。東西はおおよそ348㎞、南北は220㎞くらいです。
一方、上の図は標高差を単純に絵に描いたものです。スイス内だけでこんなに標高差があり、さらに季節的な気候変化が加わりますので、まさに “あんな花、こんな花” と、生育する植物は多種多様です。
ですから春、夏、秋と季節を変えて、低山から亜高山、高山をハイキングしていると、美しい花はもちろんのこと、変わった花など、いろいろな植物に出会うことができます。
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