関東最後の秘湯 加仁湯温泉

1

東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」で下車し、駅前でレンタカーを借りて関東最後の秘湯といわれる「加仁湯温泉」へ行ってみました。先ず駅前を南北に走る国道121号線を湯西川温泉の方向に進み、川治温泉駅手前で左折し県道23号線に入ります。 そしてさらに奥鬼怒の川俣温泉方向に向かい山間の道を奥ヘ奥へと走ります。ダム湖から流れる川を右に左に見ながら長いトンネルを何度も抜けていきます。

= 奥鬼怒マップ =
2

交通量は少ないので比較的安心ですが、トンネル内は暗いうえ、落ちてくる滴で路面が黒くなっていますので結構神経を使います。 県道に入ると道幅も急に狭くなり、すれ違いが出来ないところも何度か出てきます。 このコースは急カーブが多く、車避けのスペースも余り設けられていませんので、そんなときは、ただただ対向車が来ないことを願って黙々と走ります。 

3 日光の霧降高原へ抜ける道を左手に分けてさらに進むとやがて川俣湖に出て、「またぎの里」「間欠泉」「一柳閣ホテル」「御宿こまゆみの里」の前に出てきます。 ここからは道幅がさらに狭くなり、ブラインドのカーブが連続します。やがて最後のカーブを曲がると、道はパット開け「女夫渕(めおとぶち)のバス停」広場に到着します。ここからはさらに奥鬼怒スーパー林道が続いていますが、一般車はここで通行止めです。

= 奥鬼怒マップ =
4

女夫渕のバス停までは鬼怒川温泉駅のターミナルから日光市営バス 鬼怒川温泉女夫渕線の小型市営バスが運行されています。湯西川温泉や加仁湯温泉方向にはマイカーやレンタカーがなくてもこの市営の路線バスを利用すれば行くことができます。 ただし、1日の便数は少なく午前は、7時35分発→9時10分着と10時15分発→11時50分着の2便だけ、午后は13時25分発→15時着、15時50分発→17時25分着の2便だけです。