写真は撮れる時に撮っておく

スイスの山をハイキングしていると、素晴らしく美しく見える山や、花に出合うことがよくあります。 そんなとき写真を撮りたいのですが、たまたまカメラをザックにしまっていて取り出すのが面倒だったり、時間に追われていると、 「 まぁ、いいや、また後で、もっと良い景色が出てくるだろう 」 と、パスしてしまうことがあります。 
ところがその後、急に雲や霧が出てきて美しい山が見えなくなってしまったり、美しく傷んでいない花が二度と出てこなかったりして、皆さまも 「 あ〜あ、あのとき撮っておけばよかった 」 などと後悔したことはないでしょうか?
昔はフィルムカメラでしたから、撮れば撮るほど、現像、焼付けなどでお金がすごくがかかりました。 しかし、今はデジタルカメラですから、失敗してもすぐ撮り直しができるし、削除することもできます。 後悔しないよう “保険” をかけておく、という意味からも、旅先では、できるだけ撮れるときに撮っておく、ということを鉄則といたしましょう。

朝一番にホテルを発って、目指すヒュッテ。