端境期の旅行で、よくあること

大きなスキー場を抱えたスイスの行楽地では、一年で一番忙しいのが冬のスキーシーズンです。　そして、次に忙しいのが夏のハイキングシーズンですから、４月後半〜６月初旬と、１０月〜１２月初旬は “端境期” となり、どの村も一時閑散とします。
そして多くの地では、この期間を利用して、ロープウェイやリフトの設備保守・点検が行われたり、鉄道、道路などの交通網は、傷んだ区間の補修などが行われます。
ですから、この時期に、スイスを個人で旅行をしていると、思いがけない場所で突然、電車からバスへ、バスから電車へ、振り替え乗車を指示されることが、よくあります。
その際、言葉の分かる人はすぐに事情を察し、さっさと移動していきますが、大抵は現地語だけでのアナウンスしかありませんので、なんでこんなところで乗り換えをしなければならないか、理解できず、戸惑っている人が結構見られます。　端境期に旅行すると、夏の旅行ではほとんど経験しないことが、よくありますので、ご注意ください。