スイス あの町 この町 日が暮れて|ザルネン

Northwest Switzerland Section
アヴァルトシュテッテ湖(四森州湖)の一部として繋がっていたということがよく理解できます。
下の写真は館の屋根のひさし裏にびっしり描かれたワッペン(紋章画)です。
この村にある館の多くに、このような紋章が描かれていますので、見て歩くだけでも楽しいです。
    ザルネンへはチューリッヒ中央駅から電車で1時間20分ほどで、また、ルツェルンからは、IRで20分弱、S5で30分程度で行くことができます。
ザルネンはザルネン湖のほとりにある小さな村ですが、オブヴァルデン州の州都です。
また、この村はルツェルンからマイリンゲンなどを経由してモントルーへと続く人気の高い「ゴールデン・パス・ライン」の一部であるSBB(スイス国鉄ブリューニック線)で、インターラーケンへ行く際に通っていきますのでご存知の方も多いと思います。
村は1832年に、当時急速に台頭してきた自由主義に保守派が対抗して結んだ「ザルネン同盟」などで歴史的にもよく知られています。ただ日本人旅行者の多くは、あまりスイス建国の歴史に興味を持っていないので、わざわざこの村
に立ち寄ってみようと思う人は少ないようです。
観光の見どころとしてはドルフ広場を中心に、博物館、バロック様式の教会、市庁舎、かつての貴族の館など中世の面影を残す建物がたくさん残されています。
写真(左)の後方に見えるのはランデンベルクの丘です。
また近くの山の展望台に上って見渡せば、このザルネン湖が太古にはフィー
~ M E N U ~
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ザルネン
(Sarnen)