Northeast Switzerland Section

スイス あの町 この町 日が暮れて|ラッパーズヴィル

下の写真は街の中心にあるラートハウスで、建物の壁にはスイスなどでよく見られる日時計が設置されています。
   ラッパーズヴィルはチューリッヒ湖の東側に位置し、カントンとしてはザンクトガレン州に属します。
この街へはチューリッヒから電車に乗って35分ほどで行くことができます。
街の見所は旧市街と古城、教会、修道院
ばら公園、木造橋などです。
特に街の正面奥より階段で上る丘の上に建つ城は、破壊、再建という過程を経ているものの、その歴史を13世紀初期まで遡る古いものです。
また、この街の紋章は赤い二本のばらの花で、種類も多く敷地面積も広大なばら公園とともに、この地がしばしば “ばらの街” と呼ばれる所以となっています。城のある丘に上れば、下の写真に見られるように歴史を感じさせる旧市街の屋根越しに美しいチューリッヒ湖が見渡せます。
湖となだらかな丘陵地を抱えるこの地には、4~5千年も前から人が住んでい
たと言われています。
対岸へは電車や車用の橋に並び、昔ながらの木橋が架けられています。
14世紀にハプスブルク家によって架けられたものですが、史料によればその始まりはBCに遡るともいわれています。
現在ある橋は2001年に再建されたもの
ラッパーズヴィル
(Rapperswil)
~ M E N U ~
ですが、当時はドイツとヨーロッパ最大級の巡礼地:スイスのアインジーンデ
ルンを結ぶものでした。 上の写真でもその橋が微かに確認できます。
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