スイス あの町 この町 日が暮れて|パイエルン

Northwest Switzerland Section
います。(写真下)
また、天井や壁には素晴らしいフレスコ画がたくさん描かれています。
もう大昔になってしまいましたが、美しい柱廊とともに、その様子がテレビでも紹介されたことがありましたので、覚えている方がいるかもしれません。
    フリブール州、ヴォー州、ヌシャーテル州などに囲まれた地域を、概してブロワ地方と呼んでいます。
この地方は歴史的にみても、アオスタからサン・ベルナール峠を越えて、バーゼル近くに建設された植民都市コローニア・ラウリカ(アウグスタ・ラウリカ)へ続く重要な戦略ルート上にあったため
ローマ時代の遺跡や中世のたたずまいを残した町がたくさんあります。
代表的な町としては、近隣を走る鉄道の線に沿ってムルテン、アヴァンシュ、パイエルン、エスタヴァイエ、イヴェルドン、ムドンなどが挙げられます。
パイエルンへは、ベルンから電車に乗ってフリブール経由で1時間弱、ムルテン経由では1時間20分くらいで行くことが出来ます。
前回お伝えしたアヴァンシュ(アウェンティクム)とともに、雨の日の観光地巡りとして訪ねたら楽しめるのではないでしょうか。
パイエルンの見どころは、シュヴァーベン公ブルハルト2世の娘で、ユーラ・ブルグント王ルードルフ2世の未亡人ベルタが10世紀の中頃に建立したといわれるロマネスク様式の修道院です。
外観は写真左のように、うす汚れた黄色いレンガ造りの建物で、5つのアプスが設けられています。
また尖塔の下部には“王冠”のような飾りがついていることでもよく知られて
~ M E N U ~
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パイエルン
(Payerne)