スイス あの町 この町 日が暮れて|インス

Northwest Switzerland Section
ベルン大学神学部に入学しました。
しかし、夢を捨てきれず結局画家になりましたが、その経緯などをここを管理する縁者の方が親切にお話してくれます。
(注)この方が今もいらっしゃるかどうかは確認しておりません。
    インスの町へは、首都ベルンから列車REあるいはSバーンとバスで40分前後で行くことができます。
インスはフランス語ではアネ(Anet)と呼ばれ、スイス国民の多くから愛されている自然主義画家アルベール・アンカーの生まれ故郷でもあります。
ここには2時間くらいで名所を訪ね歩く散策コースがあり、駅を降りるとすぐのところが、スタート地点になっていますので、そのコースに沿って緩い坂道を辿って歩くのも楽しいです。
坂を登りつめた高台には、アンカーが数多くの作品を描いたアトリエ兼住居が残されています。彼は、主に、世俗を離れた理想郷での子供や老人たちの生活風景をテーマに多くの作品を描いていますが、ごく自然にありうる光景を描写していますから、絵を見ていると、あたかも自分もその中にいるのではないかとの錯覚を覚えるほどです。
アンカーの作品は、『髪を編む少女』 『綾取りをする少女』 『編み物をする少女』 『仲良しの友だち』 など数知れませんが、このアトリエを管理している親類の方と予め連絡をとっておけば、個人レベルでもアトリエの内外を見学することができます。
アトリエ内には、有名な画の下絵やデッ
サン、イーゼルなど絵を描く道具、写真や手紙など、たくさんの展示物があります。また、アンカーは父の強い奨めでプロテスタントの牧師になるため
~ M E N U ~
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インス
(ins)