スイス あの町 この町 日が暮れて|カポラーゴ

Southeast Switzerland Section
またお天気がよく、空気が澄んだ時期なら遠くヴァリスやベルナーオーバーラントの山々も見られます。
一方眼を下に転じれば小さいながらもイタリアのコモ湖なども望めます。
写真撮影にも絶好なビューポイントも多いです。
また、ここはバロック建築の先駆者の1人でもある著名な建築家:カルノ・マデルノが生まれた地としてもよく知られています。
彼はサンタ・スザンナ教会のファサードなどを設計しています。
    カポラーゴの町は、スイスの南部ティチーノ州にあり、ルガノを抜けてスイスとイタリアとの国境の町であるキアッソへ向かう途上にある小さな町です。この町へは、ルガノから列車に乗って17~20分くらいで行くことができますので、ちょっと遊びに行ってみてもよいでしょう。
ここは、ワインの産地としても知られるメンドリズィオット地方にある湖畔の町で、ここから写真(上)のようなモンテ・ジェネローゾ(1,704m)へ登る、赤と青にカラーリングされた可愛らしい登山鉄道が発着しています。
しかし、ここには駅舎などはなく、ちょうど路面電車と同じような感じです。
この鉄道は1890年に敷設され、すでに120年以上も経つ歴史あるものです。この町が標高270mくらいで、山頂駅のモンテジェネローゾ・ベッタ駅が標高1,700mくらいですから高低差は、実に1400mもあります。
そんな急勾配を登っていくため、このモンテジェネローゾ鉄道はラックレール方式を採用した登山電車です。
山頂駅には、40分ほどで到着しますが、さらにそこから100mほど歩いて登ると山頂に立つことができます。
ここからは360度の大パノラマで、イタ
リアのドモドッソラなどを越えてサースフェーのアルプフーベル、テーシュホルン、ドムなどのミシャベル山群が望めます。
~ M E N U ~
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カポラーゴ
(Capolago)