◆8ひきの天使たち 〜ぽんとアンのファミリーズ〜 (4)

あれ! 一匹たりないぞ!
2月17日〜18日に、去年の12月に亡くなった愛犬ごん太の生まれ故郷を訪ねてきました。
ごん太は新潟・越後湯沢にある老舗旅館「御湯宿 中屋」さんから2ヶ月ちょっとの時に人を介していただいたものです。
ごん太は8匹兄弟の7番目でしたので、お父さんやお母さん、あるいは兄弟のうち誰かがきっとまだ健在なのでは、と思い、
お目にかかったことのない女将さんに図々しく電話を入れてみました。
我が家に来て以来、近況も伝えず長いこと無礼をしていたのですが、女将さんから“両親とも亡くなっていますが、2番目の“ばにら”が健在なのでぜひいらしてください”、と言われ、取る物も取り敢えず新潟へ向かってしまいました。


越後湯沢の駅に立てば、目の前は一面の雪景色、はやる気持ちを抑えながら吹雪の中を宿に向かいました。
そして若女将さんから、ばにらちゃんを紹介してもらい、さらに両親や兄弟の話を聞いたり、写真やビデオを見せていただくと、ごん太が余りにもお父さんそっくりなのに驚かされました。
写真は、お父さんの“ぽんちゃん”と、お母さんの“アンちゃん”。お父さんは優しくて、いつもお母さんの尻に敷かれたフリをしていたようです。

女将さんや若女将さんは犬が大好きで、お産をしている時から2ヶ月余に亘るファミリーの生活を6時間ビデオにまとめられ、それを見せてくださいました。
その中には、ごん太だけがケースの中から出られないでベソをかいている様子やピョコタン、ピョコタンやっと走れるようになった様子などが写っていました。
上の写真は、カゴの中に入って遊んでいる“ばにらちゃん”と“ごん太”。
私の家に来る前日のショットでした。